おねしょは治ります。~中学三年の夏までおねしょをしていた、娘のお話し~

臨床心理士として、スクールカウンセラーをしていた母と娘のドタバタ克服記です。あなたのお役にたてればうれしいいです。  

中学生、高校生でも、おねしょは治ります。~中学三年までおねしょをしていた娘の話し~

こんにちは!

私の娘が中学三年になっても
おねしょが治らなかったお話を、

ここまで数回にわたり、お話ししてきました。


そして、そんな私は
臨床心理士であり、スクールカウンセラーであったことも。


病院に行けば、
この年齢になれば、おねしょや
お漏らしではなく

夜尿症という病名がついてしまうことも
知りましたし、

娘は部活の合宿にも、
お友達のお家に、お泊りに行くことも出来ず、

本当に悩んでいた時期もありました。


いつかはきっと治る!

きっと、自然に治って行く!

治療なんて必要ないし、


親である私が敏感になりすぎると
もっと良くない。


そう信じて、娘に接していたことが
娘にとってはすべて、逆であったこと、


もっと、


自分が悩んでる事を知って欲しかった!



お母さん、どうして知らん顔をするの!


どうしてもっと、聞いてくれないの!



娘のこんな気持ちに気付いたのは、
おねしょが始まって、
半年以上たってからでした。

 


おねしょは、自律神経のみだれ。。


知識としては簡単に知ることが
出来ますが、


じゃぁ、
自律神経って、何なの??

見えるの??

本当に存在するの??

知れば知るほど、
わからなくなっていく毎日がありました。


知り合いのカウンセラーの方に
アドバイスいただいた荒療治で、

その後、二ヶ月間、
一回もおねしょをしなかったのは、なぜなの?


あんな簡単な事で、治るなんて。


私は根本から、
専門家がおっしゃることを疑ってかかりました。

もう、遠回りはごめんだったからです。


でも、なぜ、
あんな簡単なことがきっかけで
二ヶ月間もおねしょをしなかったのだろう??


荒療治をアドバイスしてくれた知人が
その後、私が嬉しい報告をしたときに
こうおっしゃったのです。



「本当ですか!それはよかった!
 でも、治ったのは荒療治が原因じゃないんだと
 思いますよ。
 
 僕はおねしょが治った、多くの方の

 お話をたくさん聞いているだけです。」


この時はこの言葉の意味が
まったくわかりませんでした。


この方、メンタルアドバイザーとして
心の病や不調、無気力、
思春期の方のおねしょの相談なども
受けられていて、


その中で、治った人に必ずある、
<共通点>、を探すプロなのです。


その方が、私と娘をみて
何を感じて、あのようなアドバイスをしたのか、、


そして、

二ヵ月、おねしょをしてなかった娘が

久振りにおねしょをした時に
それがわかりました。



娘が言ったのです。


「お母さん、前の顔に戻って来た。。。」


前の顔。..



そうです、あの不安そうな顔です。
へんなリアクションをしてしまう、あの顔。


そうなんです。
このアドバイザーさんは、

自信たっぷりに荒療治の方法を私に伝えて、
私の顔から、不安を取ってくれたのでした。


それを娘はしっかりと感じていたんです。


心配は心配なことを呼ぶ、と言いますが

まさにその通りです。



このブログ、

どなたにお読みいただけているのか
私にはあまりわかりません。

おねしょをしている、ご本人なのか、
その親御さんなのか、

だとしましたら、
何歳くらいの親御さんでしょうか、
ご本人さんでしたら、何年生なのでしょうか。

でもね、絶対におねしょは治ります。

 


そばにいる人が
自信をもって、いつまでも寄り添ってあげる
覚悟ができているのなら、

絶対に治ります。


そうであれば、怒ったり、変な顔になったり、
いつも不安や、心配をすることもなくなります。


そうするとそれは、
誰よりも、ご本人さんに一番伝わります。

安心します。

ホッとします。

勇気が出ます。

気にしなくなります。

してもいいと思います。



そうなった時、はじめて

おねしょは、自然に治るんですね(^O^)/


まだまだお伝えしたいこと
たくさんあります。


毎日は書けませんが、これからも
ゆっくりゆっくり、お話しして行きたいと思います。



☆覚悟は、身近な人がすることなんですね。